南信州の小さな山里「売木村」との「観光パートナー協定」を締結

  
2025年09月30日
企業情報
  
南信州の小さな山里「売木村」との「観光パートナー協定」を締結

 長野県売木(うるぎ)村(長野県下伊那郡売木村(自治体) 村長 清水秀樹、以下「売木村」)は、2025年9月24日に「観光パートナー協定」を締結しました。この協定を機に、デイトナと売木村は「うるぎのファン拡大」を合言葉に、バイクライダーが集い交流できる場づくりを進め、全国のライダーと売木村との新たな交流機会を創出することで地域の認知拡大と活性化を目指します。

観光パートナー協定締結に至る経緯

 長野県最南部、奥三河の愛知県豊根村と隣接する売木村は、長野県で2番目に人口が少なく、村の面積もコンパクトな村ですが、標高1200mの山々から湧き出る清らかな水で育まれるお米や寒暖差の大きい準高冷地(標高820~950m)で栽培される野菜など食材の魅力にあふれています。また、個性豊かなキャンプ場が数多く点在するなど魅力あふれる地域です。その証拠に売木村の魅力に惹かれた移住者が年々増え続けているほどです。

 交通の面でも、静岡県西部から南信州へ抜ける国道151号、名古屋方面からの国道153号に挟まれた地域に位置し、村内を走る国道418号や県道46号などは交通量が少なく走りやすいことから、ライダーに人気のツーリングルートとして親しまれています。

 しかしながら、静岡県西部や名古屋地域から2時間圏内とちょうどよい距離感にもかかわらず、この売木村の素晴らしい魅力が発信できていなかったため、ライダーにとってはツーリングの「目的地」とはなりにくく、村の魅力が伝わり切れていない状況がありました。

 一方、デイトナでは、バイクライダーがオートバイを楽しみ、乗り続けていただくための活動の一環として各地域の観光協会などと「観光パートナー協定」を締結の上で取り組むライダー誘客を目的とした地域密着型の取り組み ――たとえばツーリングをきっかけに地域へライダーを呼び込む「朝活Cafe」―― などを展開してまいりました。

 

 こうした流れの中で売木村より連携の打診を受け協議を重ねた結果、売木村の掲げる目標、観光誘客の取り組み、新たな観光資源の発掘、事業創出において、デイトナのバイクライダーに向けた情報発信力、誘客活動における経験が売木村の観光に必要との判断に至り「観光パートナー協定」締結に至りました。

協定の概要

以下の内容について相互に協力し、プロモーション活動を実施いたします。

地域の活性化となる活動
・売木村
住民や参加された来場客との交流が生まれる活動
・自然、歴史文化を通じて、親子が健康で楽しい時間を過ごせる活動

今後の取り組み

デイトナと売木村は、ライダーを対象に地域の魅力を発信し、観光誘客と来訪者の満足度向上に向けた施策を共同で進めます。

今後の展開

  • バイク関連イベントの企画
     2025年11月2日に「朝活Cafe」を開催予定。

  • ツーリングルートの発信
     売木村の魅力あるツーリングコースを積極的に紹介。

  • SNSによる情報発信強化
     売木村公式SNSとデイトナのSNSを連携し、効果的なプロモーションを実施。

また、売木村に隣接する奥三河エリアにおいては、すでに「設楽町観光協会」「東栄町観光まちづくり協会」「豊根村観光協会」「新城市観光協会」とデイトナが協定を締結しており、今回の売木村との連携により広域的な観光誘客の相乗効果も期待されます。