セグメント情報

国内拠点卸売事業

(2024年4Q)

国内拠点卸売事業は、第1四半期は流通各社の在庫調整等の影響により前連結会計年度比で減収となりましたが、 第2四半期以降は流通各社の在庫調整の落ち着き、新商品投入などにより回復傾向での推移となりました。 商品ジャンル別には、当期の重点ジャンルとしているライディングウェアや補修消耗品のバッテリー、ブレーキパ ッド、ならびにボディーカバーなどが前連結会計年度を上回った一方で、初期需要が一巡したインカム、ドライブレ コーダー等の電装品が減少し、全体では前連結会計年度を僅かに上回る売上となりました。 また、2022年より販売を開始した小型発電機は、販売チャネルの開拓と発電容量のラインアップ追加等により好調 に推移いたしました。 利益面では、一昨年から価格改定による利益率の改善を進めてまいりましたが、原材料価格の高騰や円安継続に伴 う輸入商材の原価高により、利益率は前連結会計年度を下回りました。 この結果、国内拠点卸売事業の売上高は104億3百万円(前期比0.4%増)、セグメント利益は10億81百万円(前期 比14.3%減)となりました。 

売上高

(百万円)

セグメント利益

(百万円)

アジア拠点卸売事業

(2024年4Q)

アジア拠点卸売事業は、インドネシア子会社においては販路拡大と共にデイトナブランドの認知度向上がいっそう 進み、現地のスクータータイプの二輪車向けの部品・用品販売が好調に推移しました。一方で自社倉庫の入出庫など 物流機能の処理能力が限界となり、外部への物流機能の委託、システムの刷新など、管理機能の増強を進めました。 2024年2月に設立したフィリピン子会社については、輸入ライセンスを取得するまでの間、販売に向けた内部体制 や取引先開拓などを重点活動として進めてまいりました。 なお、フィリピン子会社は現在営業活動を開始しておりますが、同社の決算期が9月のため、連結財務諸表上への 売上高計上は来期からとなります。 この結果、売上高は16億53百万円(前期比63.0%増)、セグメント利益は3億89百万円(前期比54.9%増)となり ました。  

売上高

(百万円)

セグメント利益

(百万円)

小売事業

(2024年4Q)

小売事業では、コロナ後の趣味の分散、夏季における猛暑期間の長期化などにより来店客数は前期比で減少となり ました。また、物価高騰の影響による高価格帯商品の販売鈍化なども見られました。 一方で、車検、整備などのPIT作業ニーズが拡大しており、預かり車両の保管設備の新設などサービス充実に向け た体制作りを強化したことにより、当該分野の売上・利益は増加傾向となりました。 この結果、売上高は22億69百万円(前期比1.6%減)、セグメント利益は1億20百万円(前期比15.6%増)となり ました。

売上高

(百万円)

セグメント利益

(百万円)

その他

(2024年4Q)

その他事業の太陽光発電事業では、昨年に比べ日照時間がやや短かったことから、売電収入は前連結会計年度をや や下回ったものの、費用支出が減ったことから、利益面は前連結会計年度を上回りました。リユース販売事業では、 利益率向上の方針のもと、商品調達ルートの開拓や価格政策の見直し、ならびに業務効率化を図ったことにより、売 上高は前連結会計年度を下回りましたが、利益面では前連結会計年度を上回りました。 この結果、その他事業における売上高は3億13百万円(前期比19.5%減)、セグメント利益は54百万円(前期比 62.2%増)となりました。 

売上高

(百万円)

セグメント利益

(百万円)

  • ※第2四半期(2Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報です。
  • ※第3四半期(3Q)は、第1四半期から第3四半期までの累計情報です。
  • ※第4四半期(4Q)は、第1四半期から第4四半期までの累計情報です。
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