国内拠点卸売事業
(2025年3Q)
国内拠点卸売事業では、ウェアやシューズ、ヘルメットなどのライディングギア、及びバッテリーなどの補修消
耗品の売上が引き続き好調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。一方で大手通販サイトにおいてはセール
前における顧客の買い控え等の傾向が見られました。二輪車以外の領域では発電機等の販売実績が前年と比べ伸長
いたしました。
利益面においては、高価格帯商品の売れ行き鈍化、為替相場の円安基調による仕入れコスト増もあり、前年同期
を下回りました。
この結果、売上高は77億19百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は7億63百万円(前年同期比3.5%
減)となりました。
売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
アジア拠点卸売事業
(2025年3Q)
アジア拠点卸売事業におけるインドネシア子会社では、販売が順調に伸長しております。既存商品に加えて、今
期投入したキャストホイールやブレーキ関連部品が新たな需要を喚起し、新商品売上が全体の15%以上を占めるな
ど、販売増に貢献しております。一方で、8月に現地で発生した大規模デモによる市場の停滞により、一時販売実
績が低調となりました。加えて、現地のルピア安による仕入れコストの上昇の影響等もあり、利益については前年
同期を若干下回りました。
昨年2月に設立したフィリピンの子会社では、当期取り組んでいる大手ディストリビューターとの取引契約が順
調に推移し、販路拡大とともに販売実績が増加しております。また、ソーシャルメディアを活用したマーケティン
グ活動も積極的に行い、市場におけるデイトナブランドの認知度向上に努めております。
この結果、アジア拠点卸売事業の売上高は15億20百万円(前年同期比22.8%増)、セグメント利益は3億37百万
円(前年同期比2.7%減)となりました。
売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
小売事業
(2025年3Q)
小売事業では、依然としてコロナ後のライフスタイル多様化による趣味嗜好の分散や、社会・経済活動の再活性
化に伴う消費行動の変化により、来店客数は緩やかな減少傾向が続いております。加えて、物価上昇の影響によ
り、高価格帯商品の販売は減少傾向が見られます。一方で、車検・修理・タイヤ交換といったPITサービスに対
する需要は堅調に推移しており、リアル店舗ならではの専門性と即時対応力を活かしたサービスの強化に注力して
まいりました。また、店舗ごとの業績管理やサービス提供の最適化を通じて、効率的な運営体制の構築を進めてま
いりました。
この結果、売上高は16億14百万円(前年同期比5.9%減)、セグメント利益は1億5百万円(前年同期比15.4%
増)となりました。
売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
その他
(2025年3Q)
その他事業のうち、太陽光発電事業では、安定的な日照時間の確保により売電収入が引き続き堅調に推移し、売
上高・利益ともに前年同期を上回りました。
リユース販売事業では、前期より進めている収益重視の販売方法へ転換、仕入れリソースの開拓が進展している
ものの、高額品の販売が低調に推移したこと、並びに人員増強に伴う費用増等により、売上高、セグメント利益と
ともに前年同期を僅かに下回りました。
この結果、その他事業における売上高は2億39百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は43百万円(前
年同期比1.5%減)となりました。
売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
- ※第2四半期(2Q)は、第1四半期から第2四半期までの累計情報です。
- ※第3四半期(3Q)は、第1四半期から第3四半期までの累計情報です。
- ※第4四半期(4Q)は、第1四半期から第4四半期までの累計情報です。
- 決算短信等の訂正が発表された場合、本データの記載内容は即時反映されません。
- 株式分割等が行われた場合でも関連する指標の遡及修正は行っておりません。
- 決算短信様式変更等に伴い、更新の頻度が変更になる場合があります。
本データの記載内容は、決算短信に基づき作成しております。
掲載のためのデータ変換にあたっては相当の注意を行っておりますが、第三者による人為的改竄または機器等の誤作動による機械的瑕疵その他不可抗力によって情報に誤りを生ずる可能性がありますのでご注意ください。
決算等に関する情報の詳細に関しましては、決算短信等の資料にてご確認ください。