新規事業へのチャレンジ・事業化の推進
デイトナが属する二輪車関連市場の成熟化や衰退といった将来の経営リスクを考慮し、新規事業へのチャレンジ・事業化として新領域での事業展開やM&Aを推進し、二輪車アフターパーツ販売を除く事業領域の売上構成比25%以上を目標としています。また、国内市場での商品力・ブランド力を強化し、ユーザー支持率 No.1 ブランドを確立するほか、インドネシアを中心とする海外市場への展開を進め、世界のバイクライダーに認知・支持されるブランド・グループを目指していきます。
二輪事業
二輪事業は、「国内二輪事業」と「海外二輪事業」で構成しています。
国内二輪事業は、同社の基幹事業で、オートバイ用オリジナルカスタマイズ部品・用品の企画、開発、販売と、世界中から選りすぐりの部品・用品の輸入、販売を行っています。
海外二輪事業は、北米及び欧州をはじめ、アジア地域に向けた商品の企画、開発、販売を行っています。
デイトナでは、正規代理店として海外の優れた商品を提供する以外に、日本語の取り扱い説明書を自社で作成するなど、日本のユーザーが買い求めやすい環境を整えたり、海外メーカーが日本人の感覚に寄り添えるよう助言する活動を行っており、その結果、海外ブランドから高い信頼を得ています。
また、海外では、卸売業者や販売代理店といったディストリビューターの要望に応え、OEM 供給なども手掛けています。主な事例としては、ミニモトクロスのエンジンを企画・開発、外注製造をし、ディストリビューターへ供給しています。
販売網としては、首都ジャカルタ(インドネシア)のあるジャワ島を中心に整備を推進したり、コロナ禍に伴うユーザーの在宅時間増加や購買行動の変化を契機と捉え、オンラインを活用した販路拡大(補修消耗品を専門に取り扱う自社Web サイトの開設、主要 Web 販路の取引拡充、SNS を通じたユーザーへの商品訴求など)に注力しています。
新たな取り組み
バイク関連事業で培ったノウハウをもとに新規事業へ参入しています。
これまでもバイクアフターパーツ事業で培ってきたコア・コンピタンスを活かし、多方面に柔軟に多角化してきましたが、将来的には、キャンプ用品事業をさらに発展させた後のアウトドア業界への参入や、バイク関連事業で培ったノウハウをもとに、電動小型モビリティの開発強化や、高齢者向け電動乗り物、また、バイクウェアブランド「MaxFritz」の新ブランド展開など、周辺事業への参画を試行し、お客様に趣味の楽しさや移動の快感を提供できるよう、挑戦し続けていきます。
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